【8月8日 AFP】主要7か国(G7)の財務相・中央銀行総裁は8日朝、週明けの金融市場で動揺が広がるのを抑えるため緊急電話会議を開き、「金融の安定や経済成長を支えるため、必要なあらゆる手段を取る」との声明を発表した。

 声明は「流動性を確保し、金融市場の機能や金融の安定、経済成長を支えるために必要なあらゆる協調行動を取ることにコミットする」と言明。「財政赤字、債務、経済成長における問題から生じる緊張に対処する」ことを確認した。

 また、米国が大幅な赤字削減を目指す中期計画を採択したこと、欧州各国が前月21日のユーロ圏サミットでギリシャを初めとする経済危機に瀕した国々の救済策で合意したことを挙げ、「米欧における断固たる行動を歓迎する」とした。(c)AFP