【8月3日 AFP】格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービス(Moody's Investors Service)は2日、米議会でデフォルト(債務不履行)回避のための債務上限引き上げ法が成立したことを受け、米国債の格付けを最上位「Aaa(トリプルA)」のまま据え置くと発表した。

 ただし、見通しは「ネガティブ」に引き下げ、財政規律が損なわれるか経済成長が大幅に後退した場合には格下げする可能性があると付け加えた。

 ムーディーズは前月、2日までに債務上限を引き上げない場合はデフォルトに陥る恐れがあり、米国債を格下げすると警告していた。(c)AFP

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