【7月12日 AFP】ハンガリー議会で11日、不健康と判断された食品に課税する法案が可決された。9月1日から施行される新法は、糖分、塩分が高い食品や炭水化物やカフェイン含有量の高い食品に課税するというもの。

 マトルチ・ジェルジ(Gyorgy Matolcsy)国家経済相によると、ハンガリーでは近年、脂肪や糖分の過剰摂取で健康を害する国民が増えていることから考えられた税法だが、同時に税収の増加も期待できる。

 具体的な課税額は、高糖分の飲料で1リットルにつき5フォリント(約2円)。栄養ドリンクの場合は1リットルで250フォリント(約105円)。ケーキやクッキー類は1キロあたり100フォリント(約42円)から200フォリント(約84円)などとなっている。(c)AFP