サウジアラビア、2030年までに原発16基の新設を計画
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【6月3日 AFP】産油国サウジアラビアが、民間の原子炉16基を新規に建設する計画の国際入札準備を進めていると、複数の同国紙がエネルギー当局筋の話として1日、伝えた。原子炉建設は、3000億リヤル(約6兆4500億円)を投じ、20年間かけて完成させる計画だという。
報道によると、この当局者はジッダ(Jeddah)で5月31日に開催された湾岸環境フォーラムで、「まず、10年後をめどに原子炉2基を新設。その後は毎年1基ずつ増設し、2030年までに16基を完成させる」と語った。これらの原子炉は、原子力発電と海水淡水化に利用するという。
世界最大の産油国であるサウジアラビアは、国内で使用するエネルギー源の転換を目指しており、08年に米国と、今年2月にはフランスと原子力協定を結んでいるほか、ロシアとも協議を行っている。(c)AFP
報道によると、この当局者はジッダ(Jeddah)で5月31日に開催された湾岸環境フォーラムで、「まず、10年後をめどに原子炉2基を新設。その後は毎年1基ずつ増設し、2030年までに16基を完成させる」と語った。これらの原子炉は、原子力発電と海水淡水化に利用するという。
世界最大の産油国であるサウジアラビアは、国内で使用するエネルギー源の転換を目指しており、08年に米国と、今年2月にはフランスと原子力協定を結んでいるほか、ロシアとも協議を行っている。(c)AFP