ウィキリークスをしのげるか、米WSJが内部告発サイト開設
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【5月6日 AFP】米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)は5日、内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」型の情報投稿サイト「セーフハウス(SafeHouse)」を開設したと発表した。「不正や職権乱用行為を暴露するため、WSJを助けて欲しい」と呼びかけている。
同紙はオンライン版で、「企業、政府機関、非政府組織などに関して、報道価値のある契約書、文書、Eメール、財務記録、データベースを持っている人は、wsj.safehouse.comからWSJ宛てに投稿することができる」と説明。「政治、行政、金融、ウォール街、財務関係、企業、労働問題、法律、国家安全保障、外交」など、多岐にわたる情報の提供を募っている。テキストファイル、録音媒体、写真など、あらゆる媒体を受け付けるという。
「セーフハウス」経由で提供したファイルは暗号化され、投稿者は匿名でもかまわない。サーバーはセキュリティー面を考慮して、同紙編集部が直接管理するという。
ニュースメディアによる「ウィキリークス」型の暴露情報投稿サイトとしては、今年1月、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)が「トランスパレンシーユニット(Transparency Unit)」を開設して話題になった。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のビル・ケラー(Bill Keller)編集主幹も1月、同様の投稿サイトの開設を検討していることをヤフーニュース(Yahoo! News)に明らかにしている。(c)AFP
同紙はオンライン版で、「企業、政府機関、非政府組織などに関して、報道価値のある契約書、文書、Eメール、財務記録、データベースを持っている人は、wsj.safehouse.comからWSJ宛てに投稿することができる」と説明。「政治、行政、金融、ウォール街、財務関係、企業、労働問題、法律、国家安全保障、外交」など、多岐にわたる情報の提供を募っている。テキストファイル、録音媒体、写真など、あらゆる媒体を受け付けるという。
「セーフハウス」経由で提供したファイルは暗号化され、投稿者は匿名でもかまわない。サーバーはセキュリティー面を考慮して、同紙編集部が直接管理するという。
ニュースメディアによる「ウィキリークス」型の暴露情報投稿サイトとしては、今年1月、カタールの衛星テレビ局アルジャジーラ(Al-Jazeera)が「トランスパレンシーユニット(Transparency Unit)」を開設して話題になった。米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)のビル・ケラー(Bill Keller)編集主幹も1月、同様の投稿サイトの開設を検討していることをヤフーニュース(Yahoo! News)に明らかにしている。(c)AFP