トヨタ・日産・ホンダ、3月の国内生産台数は5~6割減
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【4月25日 AFP】日本の自動車メーカー大手各社が25日発表した3月の国内生産台数は、東日本大震災の影響で部品の供給が止まったことや電力不足などにより、大幅に減少した。
トヨタ自動車(Toyota Motor)の3月の国内生産台数は、前年同月比62.7%減の12万9491台となり、記録の集計を始めた1976年以来最も少なかった。世界生産台数も同29.9%減の54万2465台となった。傘下のダイハツ工業(Daihatsu)や日野自動車(Hino Motors)の生産台数も大幅減となった。トヨタはことし、世界最大の自動車メーカーの地位を米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors)に奪われる可能性が出てきた。
日産自動車(Nissan Motor)の3月の国内生産台数も、前年同月比52.4%減の4万7590台と大幅に落ち込んだ。震災の影響の他、政府のエコカー減税が終了したことも影響した。一方で海外生産は好調で、世界生産は同9.0%増え、3月単月として過去最高の38万2704台となった。
ホンダ(Honda Motor)の3月の国内生産台数は前年同月比62.9%減り、世界生産台数は同19.2%減の28万2254台となった。3月までの2010年度で見ると、前年比8.2%増の357万5362台だった。
■被災地で中古車需要高まる
一方、被災地では中古車需要が高まっている。時事通信(Jiji Press)によると、宮城県では東日本大震災で県内全車両の10%にあたる約15万台が損壊または破壊されたため、中古車需要が高まっている。宮城県村田町で行われる中古車オークションの参加者は、どの車種も相場が10万~15万円ほど跳ね上がったと述べたという。(c)AFP/Mike Patterson
トヨタ自動車(Toyota Motor)の3月の国内生産台数は、前年同月比62.7%減の12万9491台となり、記録の集計を始めた1976年以来最も少なかった。世界生産台数も同29.9%減の54万2465台となった。傘下のダイハツ工業(Daihatsu)や日野自動車(Hino Motors)の生産台数も大幅減となった。トヨタはことし、世界最大の自動車メーカーの地位を米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors)に奪われる可能性が出てきた。
日産自動車(Nissan Motor)の3月の国内生産台数も、前年同月比52.4%減の4万7590台と大幅に落ち込んだ。震災の影響の他、政府のエコカー減税が終了したことも影響した。一方で海外生産は好調で、世界生産は同9.0%増え、3月単月として過去最高の38万2704台となった。
ホンダ(Honda Motor)の3月の国内生産台数は前年同月比62.9%減り、世界生産台数は同19.2%減の28万2254台となった。3月までの2010年度で見ると、前年比8.2%増の357万5362台だった。
■被災地で中古車需要高まる
一方、被災地では中古車需要が高まっている。時事通信(Jiji Press)によると、宮城県では東日本大震災で県内全車両の10%にあたる約15万台が損壊または破壊されたため、中古車需要が高まっている。宮城県村田町で行われる中古車オークションの参加者は、どの車種も相場が10万~15万円ほど跳ね上がったと述べたという。(c)AFP/Mike Patterson