【3月14日 AFP】シンガポール政府は14日、東北地方太平洋沖地震による福島原発の事故をうけ、予防的措置として、日本から輸入した食品の検査を行うと発表した。農食品畜産庁(AVA)が、日本からの輸入食品について生鮮品を中心に生産地によって、放射能汚染していないかを検査する。

 日本食品の多くは船で輸入されている。だが、日本料理の人気が高いシンガポールでは和食レストランも多く、高級和食レストランは品質や鮮度を確保するため鮮魚などを定期的に航空便で輸入しているという。(c)AFP