【2月14日 AFP】内閣府が14日発表した2010年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値(季節調整済み)は、年率換算で1.1%減となり、マイナス成長に転じた。エコカー補助金の終了やたばこ税増税に伴う個人消費の落ち込みや、円高による輸出低迷が響いた。

 同時に発表された2010年の名目GDPは、5兆4740億ドル(約455兆円)で中国の5兆8790億ドル(約489兆円)を下回り、日本は世界経済第2位の座を初めて中国に譲り渡し3位に後退した。(c)AFP