【2月10日 AFP】日本経済新聞(Nihon Keizai Shimbun)は10日、トヨタ自動車(Toyota Motor)が三井物産(Mitsui&Co)およびロシア自動車大手ソレルス(Sollers)とともに、ロシア極東ウラジオストク(Vladivostok)で乗用車の生産を開始すると報じた。

 同紙によると、トヨタは部品と生産技術を提供し、三井物産とソレルスによる合弁会社が組み立て作業を行う。部品は現地で生産せず、当面は生産会社への出資をしないことでリスクを最小化しつつ事業拡大を目指す構えだ。

 三井物産とソレルスは、合弁会社について早ければ2月中に合意するとみられる。ソレルスは、ウラジオストクにある同社の工場の設備を更新し、年3万台のトヨタ車を生産する見通しだという。(c)AFP