【2月8日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が8日発表した2010年4~12月期の連結決算で、連結純利益が前年同期比3.9倍の3827億円となった。

 これを受けトヨタでは11年3月期の連結業績見通しのうち、純利益を3500億円から4900億円に上方修正した。

 円高の影響をこうむった他の日本の自動車メーカー同様、トヨタも第3四半期の純利益は前年の1532億円から936億円へと約39%落ち込んだ。しかし新興市場の販売台数が増えたほか、前年9月まで続いた政府のエコカー補助金の効果で国内需要も伸びた。(c)AFP