【1月19日 AFP】米航空機大手ボーイング(Boeing)は18日、2月に予定されていた全日本空輸(All Nippon AirwaysANA)への次世代ジェット旅客機「B787 ドリームライナー(Dreamliner)」の納入を今年第3四半期に延期すると発表した。

 前年11月の試験飛行中に電気系統から発火して緊急着陸したことを受け、ソフトウエアの改修などを行うため納入の延期を決めた。当初2008年から始まる予定だったドリームライナーの引き渡しは再三にわたって延期されている。

 これについてANAは19日、引き渡しはすでに7回も延期され、当初の計画から3年遅れていることから、ボーイング側に今回延期した納入日程の保証とANAが導入する予定の55機すべての納入スケジュールを示すよう求めていく方針を示した。(c)AFP