【12月29日 AFP】会社更生手続き中の日本航空(Japan AirlinesJAL)は28日、パイロットや客室乗務員ら約170人を31日付で整理解雇すると発表した。解雇対象者の内訳は、パイロットが約80人、客室乗務員が約60人、それぞれの休職者が約30人。

 日本航空は、約200人を目標に希望退職を募集してきたが応募したのは30人ほどにとどまったため、整理解雇は避けられなかったと説明している。

 日本航空は早期退職の奨励や関連会社の売却などで、2010年3月末時点で4万8714人いた従業員を2011年3月末までに3万2600人まで減らす計画だ。(c)AFP