【12月17日 AFP】下着は肌色のみ、派手なネイルアートは厳禁――。スイス金融大手UBSが、なんと40ページにもわたる厳しい服装規定を新たに導入していたことが分かった。

 指導項目は、まさに頭からつま先まで。許容されるヘアスタイルや、スカートの種類、さらには靴下まで指定されている。

・女性は「きらびやかな」ジュエリーをつけるべからず。「後ろがきつすぎる」スカートははかないこと。

・下着は「絶対に透けてはならず、外にはみ出ないように」。むしろ、「白いシャツの下に肌色の下着」を最も推奨する。

・髪を染めている場合は、生え際に違う色が見えないように。

・男性は、「ストレートシルエットの2つボタンジャケットに、伝統的なプロフェッショナルルックにふさわしいパンツ」を着用するべし。

・「顔の形態」に合わないネクタイや、キャラクターの絵がついた靴下は避けること。

 同社は、「UBSにとってもっとも重要な財産は評判です。文句の付けようのない格好をすることによって、完ぺきな印象を与えられます」と述べている。同社は世界的な金融危機で甚大な影響を受け、信用を得るべく現在立て直しを図っている。(c)AFP