【12月10日 AFP】フェースブックの共同創業者であるマーク・ザッカーバーグ(Mark Zuckerberg)CEOとダスティン・モスコビッツ(Dustin Moskovitz)氏が、マイクロソフト(Microsoft)創業者ビル・ゲイツ(Bill Gates)氏と米投資家のウォーレン・バフェット(Warren Buffett)氏が米国の富豪たちに呼び掛けている「財産の半分を寄付する」プロジェクトに加わることを約束した。

 9日の声明で、26歳のセレブ、ザッカーバーグCEOは「キャリアの終盤まで待ってからでないと、みんな富を還元しない。けれどやるべきことがたくさんある時に、何で待つ必要があるだろう?」と言葉を寄せた。

 億万長者たちに「資産の50%以上を慈善団体に寄付する」ことを約束させるプロジェクト「The Giving Pledge」に、「アメリカで最も裕福な家族」の中から加わったのは、フェースブックの2人で17人となる。プロジェクト全体では家族、個人で57の名前が寄せられている。

 CNN創業者のテッド・ターナー(Ted Turner)氏、映画監督のジョージ・ルーカス(George Lucas)氏、米ソフトウエア大手オラクル(Oracle)の共同創設者ラリー・エリソン(Larry Ellison)氏、著名な投資家のT・ブーン・ピケンズ(T. Boone Pickens)氏やカール・アイカーン(Carl Icahn)氏などが含まれている。

 サッカーバーグ氏は「自分たちの会社で早くから成功してきた若い世代として、僕たちの多くには人生の早いうちにそれを還元し、自分の慈善による効果を見届ける大きなチャンスがある」と述べている。(c)AFP

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