インド・タタの低価格車「ナノ」で発火事故、回収はせず
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【11月11日 AFP】インド自動車大手タタ・モーターズ(Tata Motors)の「世界一の低価格車」ナノ(Nano)で車体後部から発火する事故が6台で相次いで報告され、同社は11日、無料の安全点検・改修を行うと発表した。リコールはしないという。
これまで発火事故が起きた6台は4ドア式のモデル。負傷者は出ていない。点検・改修では、排気システムと電気系統に新たな安全措置を施す。
タタによると、国内外の専門家に調査を依頼した結果、問題はナノ全体に関わるものではなく、事故車の個別の問題だと結論。リコールはせず、安全点検についても「機会を生かすかどうかは顧客の判断にゆだねる」としている。
前年発売されたナノは、1台価格が2500ドル(約20万円)前後と手頃で、インド国内ですでに7万台の販売実績を持つ。(c)AFP/Penny MacRae
これまで発火事故が起きた6台は4ドア式のモデル。負傷者は出ていない。点検・改修では、排気システムと電気系統に新たな安全措置を施す。
タタによると、国内外の専門家に調査を依頼した結果、問題はナノ全体に関わるものではなく、事故車の個別の問題だと結論。リコールはせず、安全点検についても「機会を生かすかどうかは顧客の判断にゆだねる」としている。
前年発売されたナノは、1台価格が2500ドル(約20万円)前後と手頃で、インド国内ですでに7万台の販売実績を持つ。(c)AFP/Penny MacRae