【11月10日 AFP】欧州連合（EU）の行政執行機関である欧州委員会（European Commission）は9日、航空貨物運賃に関して国際的なカルテルを結んだとして、エールフランス-KLM（Air France-KLM）や日本航空（Japan Airlines）など航空11社に対し、合計7億9940万ユーロ（約900億円）の制裁金を科した。

　同委員会によると、11社は欧州経済地域（European Economic Area）の離着陸便の貨物について、1999年12月から2006年2月までの6年以上にわたり、燃料サーチャージなどの価格カルテルを結んでいた。

　最大の制裁金を科されたのはエールフランス-KLMで、額は3億1000万ユーロ（約348億円）。日本航空は3570万ユーロ（約40億円）の制裁金を科された。(c)AFP