【9月29日 AFP】沖縄県の尖閣諸島(Senkaku Islands、中国名:釣魚島)沖で海上保安庁の巡視船と中国漁船が衝突してから滞っていた中国から日本向けのレアアース(希土類)の輸出手続きが再開されたと日本のメディアが報じている。

 29日の朝日新聞(Asahi Shimbun)は、インターネットなどでの申請が28日に受け付けられるようになり、早ければ29日にも通関許可が下りる見通しだという専門商社の担当者の話を伝えた。通関手続きは21日から受け付けられなくなっていた。

 共同通信(Kyodo News)も29日、中国での通関手続きが再開し、中国の鉱山会社が輸出申請を再開したと報じた。(c)AFP