【9月19日 AFP】市内を走る車は450万台を超えるといわれる中国・北京（Beijing）で17日夜、一晩で140か所という記録的な数の渋滞が発生した。

　国営中国中央テレビ（CCTV）によると、この日は22日からの中秋節の連休と10月1日からの国慶節（建国記念日）の連休を前に、親戚や友人を訪ねる人が増え、また雨も降ったことから、普段から悪名高い北京市内の渋滞がいっそう悪化した。

　大衆紙、新京報（Beijing News）によると、今回の渋滞により、今年初めに豪雪で起きた市内90か所という同時渋滞の記録を更新した。同紙の取材を受けたドライバーの1人は、通常ならば次の信号まで進むのに3分しかかからないところ、30分もかかったと答えた。
　
　報道によると、前年末に400万台だった北京の自動車登録台数は現在、450万台を超え、来年の早い時期に500万台に達すると見込まれている。

　8月には北京と内モンゴル自治区を結ぶ幹線道路で、輸送トラックを中心にした100キロを超える渋滞が1週間以上も続いたと報じられた。(c)AFP

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