【8月4日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が4日発表した2010年4~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比27%増の4兆8718億円、純利益は1904億円だった。前年同期は778億円の赤字だった。

 大規模リコールが発生したにもかかわらず、4~6月の北米の売上高が前年同期比26%増となったほか、国内でもエコカー減税・補助金の効果で同29%増となった。

 一方で、ギリシャ危機で消費者心理が冷え込んだ欧州の売上高は同11%減となった。

 同時に11年3月期の業績予想を上方修正し、5月の従来予想で3100億円だった純利益は3400億円になるとしている。(c)AFP