自殺者続出の中国工場、7割賃上げへ
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【6月7日 AFP】従業員の自殺が相次いでいる台湾系大手電子機器メーカー、富士康科技集団(フォックスコン、Foxconn)は7日、中国広東省深セン(Shenzhen)の工場の生産ラインで働く従業員の基本給を70%近く引き上げると発表した。
同社広報によると10月1日から、これまで1200元(約1万6000円)だった基本月給を2000元(約2万7000円)に引き上げる。同社は声明で、「賃上げによって、残業しなければならなかった従業員が減り、残業時間が減るだろう。残業は多くの従業員にとって選択肢の1つとなる」と述べた。
フォックスコンの深セン工場では米アップル(Apple)など大手ブランドの製品を組み立てているが、今年に入って自殺する従業員が続出。低賃金での長時間労働が報道され、問題となっていた。(c)AFP
同社広報によると10月1日から、これまで1200元(約1万6000円)だった基本月給を2000元(約2万7000円)に引き上げる。同社は声明で、「賃上げによって、残業しなければならなかった従業員が減り、残業時間が減るだろう。残業は多くの従業員にとって選択肢の1つとなる」と述べた。
フォックスコンの深セン工場では米アップル(Apple)など大手ブランドの製品を組み立てているが、今年に入って自殺する従業員が続出。低賃金での長時間労働が報道され、問題となっていた。(c)AFP