英タイムズとサンデー・タイムズ、ネット版を全面有料化へ
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【5月26日 AFP】英国の日刊紙タイムズ(Times)と日曜紙サンデー・タイムズ(Sunday Times)の新しいウェブサイトが25日、公開された。
これまでは「timesonline.co.uk」という2紙共通のサイトだったが、有料化を前に両紙が独自のサイトを持つことになった。登録した人は6月下旬まで無料でアクセスできるが、それ以降は料金が必要になる。購読料は1日分が1ポンド(約130円)だが、2ポンド(約260円)払えば1週間利用できる。
両紙はメディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏が率いる米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corporation)傘下。新聞の売り上げが落ち込み、広告がインターネットへ移行していく中、新聞社主たちはインターネット版から収益を上げるビジネスモデルを模索し続けている。
マードック氏は前年8月、傘下の全新聞のオンライン・コンテンツを有料化する方針を打ち出した。一部の記事だけでなく、すべてのコンテンツに「課金の壁」を設けるのは英紙ではタイムズとサンデー・タイムズが初めてとなる。
そのほかの新聞のインターネット版では、英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)がすでに一部を有料化している。またニューズ・コーポレーション傘下の米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)は現時点では米国で唯一、完全有料化に踏み切っている。(c)AFP
【参考】英タイムズ(電子版)
【参考】英サンデー・タイムズ(電子版)
これまでは「timesonline.co.uk」という2紙共通のサイトだったが、有料化を前に両紙が独自のサイトを持つことになった。登録した人は6月下旬まで無料でアクセスできるが、それ以降は料金が必要になる。購読料は1日分が1ポンド(約130円)だが、2ポンド(約260円)払えば1週間利用できる。
両紙はメディア王ルパート・マードック(Rupert Murdoch)氏が率いる米メディア大手ニューズ・コーポレーション(News Corporation)傘下。新聞の売り上げが落ち込み、広告がインターネットへ移行していく中、新聞社主たちはインターネット版から収益を上げるビジネスモデルを模索し続けている。
マードック氏は前年8月、傘下の全新聞のオンライン・コンテンツを有料化する方針を打ち出した。一部の記事だけでなく、すべてのコンテンツに「課金の壁」を設けるのは英紙ではタイムズとサンデー・タイムズが初めてとなる。
そのほかの新聞のインターネット版では、英紙フィナンシャル・タイムズ(Financial Times)がすでに一部を有料化している。またニューズ・コーポレーション傘下の米紙ウォールストリート・ジャーナル(Wall Street Journal、WSJ)は現時点では米国で唯一、完全有料化に踏み切っている。(c)AFP
【参考】英タイムズ(電子版)
【参考】英サンデー・タイムズ(電子版)