【5月26日 AFP】米政府当局は25日、トヨタ自動車(Toyota Motor)製自動車の意図しない急加速に関連すると見られる事故の死者数が、これまでに89人に上っていることを明らかにした。

 米運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety AdministrationNHTSA)は、5月20日現在、トヨタ車の意図しない急加速に関連するとみられる71件の死亡事故の報告を受けていると発表した。

 NHTSAの報道官はAFPに対し、「これらの報告は2000年以降の事故に関するもので、全体の死者数は89人、負傷者数は57人となっている」と語った。

 2000年から今月までの間に、NHTSAはトヨタ車を含む意図しない急加速関連の報告を6200件以上受けているという。なお、この報告はNHTSAに実証されたものではないという。(c)AFP