【5月12日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)が11日に発表した2010年3月期連結決算(米国会計基準)は、最終損益が前年同期の4369億円の赤字から2094億円の黒字となった。また、今期の連結純利益は48%増となる見通しを示した。2010年1~3月期の純損益は前年同期の7658億円の赤字から1122億円の黒字となった。

 世界中で約1000万台のリコールを行ったトヨタだが、コスト削減努力と堅調な国内販売によって黒字転換を果たした。世界的な景気後退による販売不振からの回復を目指している中、市場予測を大きく上回る決算となった。(c)AFP