1100億ユーロのギリシャ融資を承認、労組は反発
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【5月3日 AFP】欧州連合(EU)のユーロ圏16か国は2日、ブリュッセル(Brussels)で財務相会合を開き、ギリシャの財政破たんを回避するため、国際通貨基金(IMF)と共同で今後3年間で1100億ユーロ(約13兆7000億円)の融資を行うことを承認した。
IMFがうち300億ユーロ(約3兆4000億円)を負担し、数週間以内に融資を開始するという。
ただし、融資はギリシャ政府が増税や賃金・年金削減により300億ユーロ(約3兆4000億円)の追加財政緊縮策を実行することが条件。ギリシャ国内の労組はこれに強く反発しており、民間最大労組GSEEのヤニス・パナゴプロス(Yannis Panagopoulos)委員長は、5日に計画しているゼネストを皮切りに徹底抗戦する構えを見せている。(c)AFP
IMFがうち300億ユーロ(約3兆4000億円)を負担し、数週間以内に融資を開始するという。
ただし、融資はギリシャ政府が増税や賃金・年金削減により300億ユーロ(約3兆4000億円)の追加財政緊縮策を実行することが条件。ギリシャ国内の労組はこれに強く反発しており、民間最大労組GSEEのヤニス・パナゴプロス(Yannis Panagopoulos)委員長は、5日に計画しているゼネストを皮切りに徹底抗戦する構えを見せている。(c)AFP