【4月29日 AFP】調査会社Millward Brown Optimorが28日に発表した世界のブランド価値ランキング「BrandZ Top 100 Most Valuable Global Brands」で、グーグル(Google)が1位となった。

 IBM、アップル(Apple)、マイクロソフト(Microsoft)、コカ・コーラ(Coca-Cola)、マクドナルド(McDonald's)、マルボロ(Marlboro)、中国移動通信集団(チャイナ・モバイル、China Mobile)、ゼネラル・エレクトリック(General ElectricGE)、ボーダフォン(Vodafone)と続き、トップ10の大半をIT・通信系ブランドが占めた。

 グーグルのブランド価値は1140億ドル(約10兆7000億円)以上で、2009年から14%増加。IBMは30%増の860億ドル(約8兆1000億円)、アップルは32%増の830億ドル(約7兆8000億円)だった。マイクロソフトは760億ドル(約7兆1000億円)、コカ・コーラは680億ドル(約6兆4000億円)だった。

 ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のフェースブック(Facebook)はテクノロジー部門で20位にランクイン、ブランド価値は55億ドル(約5000億円)だった。

 ブランド価値を最も伸ばしたのはサムスン(Samsung)で、前年から80%増の113億ドル(約1兆1000億円)だった。

 ランキングは、ブランドに対する顧客の忠誠心や意見のほか、それらが売り上げに与える影響が考慮されている。(c)AFP