【4月7日 AFP】日産自動車(Nissan Motor)と仏ルノー(Renault)、独ダイムラー(Daimler)は7日、資本・業務提携を行うと発表した。株式を持ち合い、技術分野で協力していくことで、厳しい経済環境を乗り越えたい構えだ。

 日産・ルノー連合がダイムラー株の3.1%を取得する一方、ダイムラーはルノーと日産の株式をそれぞれ3.1%ずつ保有する。また、小型車やエンジンの技術開発で協力していくほか、小型商業車の共同開発も行っていくことで合意したという。

 自動車業界は、世界的な景気後退による販売不振からの回復を目指す取り組みを続けており、技術分野やコスト削減などで協力する方向にある。(c)AFP