【3月24日 AFP】スズキ(Suzuki Motor)のインド子会社マルチ・スズキ・インディア(Maruti Suzuki India)は23日、2009年の生産台数が100万台に達したと発表した。

 年間生産台数が100万台を超えるのは、インドの自動車会社としては初めてという。

 同社は約30年前、国産大衆車の製造を目指し、インディラ・ガンジー(Indira Gandhi)元首相がスズキとの合弁会社として創業した。

 そして前年、同社の売上高は初めてスズキを上回った。

 インドの自動車市場はアジアでは中国、日本に次ぐ第3位の規模となっており、販売台数が急速に伸びている数少ない国の1つとなっている。(c)AFP