【3月20日 AFP】2006年にインターネット検索大手グーグル(Google)が動画共有サイト・ユーチューブ(YouTube)を買収した際、ユーチューブの創業者が大量のグーグル株を得ていたことが明らかになった。
 
 米メディア大手バイアコム(Viacom)が著作権を侵害されたとしてグーグルを訴えた裁判に提出された文書で明らかになったもの。

 これによると当時の株価で計算するとユーチューブ創業者のチャド・ハーレー(Chad Hurley)氏は3億3400万ドル(約302億円)、スティーブ・チェン(Steve Chen)氏は3億100万ドル(約272億円)相当のグーグル株を手にした。もう一人の創業者、ジョード・カリム(Jawed Karim)氏は買収当時すでにユーチューブを去っていたが、ユーチューブの株式を持っていたため6600万ドル(59億7000万円)相当のグーグル株を取得した。(c)AFP