【2月5日 AFP】英航空大手ブリティッシュ・エアウェイズ(British AirwaysBA)が5日発表した2009年4~12月期決算は、旅客需要の減少がひびき純損益が2億4500万ポンド(約344億円)の赤字となり、前年同期の純損失1億2700万ポンド(約178億円)からほぼ倍増した。2010年の通期も赤字決算となる見通し。

 収益も前年同期比12.9%減の61億4000万ポンド(約8600億円)だった。

 一方、同年10~12月期の税引前損益は、経費削減が功を奏し、市場予測の1億5000万ポンド(約210億5000万円)を大きく下回る5000万ポンド(約70億3000万円)だった。

 BAは前年11月、スペインのイベリア航空(Iberia)と経営統合で合意している。(c)AFP