【1月18日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は、ハイブリッド車を収益面における主要車種と位置づけ、世界生産台数を2年間で倍増する計画であることが明らかになった。日本経済新聞(Nihon Keizai Shimbun)が18日、報じた。

 日経によると、トヨタ自動車は、2010年の国内ハイブリッド車生産数を80万台、11年に90万台、12年に110万台とする増産計画を部品メーカーに伝えている。09年の生産数は約50万台と見られている。

「プリウス(Prius)」「SAI」「レクサスHS250hLexus HS250h」などの既存ハイブリッド車種に加えて、数年後をめどにミニバン、準小型車、高級車のハイブリッド車10車種を新たに投入する計画だ。

 現在、トヨタ自動車はハイブリッド車の90%を国内で生産しており、国内生産車におけるハイブリッド車の割合を09年の20%から11年には30%に引き上げる。(c)AFP