【1月9日 AFP】米労働省が8日発表した2009年12月の雇用統計(季節調整済み)で、非農業部門の就業者数は前月比8万5000人減だった。失業率は前月11月と同じ10.0%だった。

 就業者数は前月並みになるとみられていた事前予想を大幅に下回った。失業率はほぼ予想通りだったが、1980年代以降で最も高い水準にとどまっており、依然として多くの人が仕事を見つけられないでいる。

 投資運用会社イートン・ヴァンス(Eaton Vance)のエコノミスト、ロバート・マッキントッシュ(Robert MacIntosh)氏は、「労働市場は着実に改善しているがそのペースは非常に遅い。失業率は今後も高水準で推移するだろう」と話している。(c)AFP/Rob Lever