米当局がインテルを審査、半導体チップの市場競争を阻害
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【12月17日 AFP】(一部訂正)米連邦取引委員会(Federal Trade Commission、FTC)は16日、半導体大手インテル(Intel)が市場での独占的な地位を不正に利用して、市場競争を阻害したとして、同社の審査を開始したことを明らかにした。
FTCは、インテルが過去10年間にわたり、競合企業が製造したマイクロチップを市場から締め出すため組織的な活動を行ってきたと指摘した。インテルに対しては、EUや日本の当局も独占禁止法違反だとして、制裁金支払い命令や排除勧告を出している。
インテルは前月、競合する米アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ(AMD)から反トラスト法(独占禁止法)違反や特許侵害で訴えられていた問題で、AMDに対し30日以内に12億5000万ドル(約1100億円)を支払う和解案に合意したばかり。(c)AFP/Chris Lefkow
FTCは、インテルが過去10年間にわたり、競合企業が製造したマイクロチップを市場から締め出すため組織的な活動を行ってきたと指摘した。インテルに対しては、EUや日本の当局も独占禁止法違反だとして、制裁金支払い命令や排除勧告を出している。
インテルは前月、競合する米アドバンスト・マイクロ・ディバイシズ(AMD)から反トラスト法(独占禁止法)違反や特許侵害で訴えられていた問題で、AMDに対し30日以内に12億5000万ドル(約1100億円)を支払う和解案に合意したばかり。(c)AFP/Chris Lefkow