【12月7日 AFP】6日のアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)、アブダビ(Abu Dhabi)の両株式市場は、それぞれ1%以上、約4%と反発し、先週から続いていた信用不安が和らいだとの観測が広がった。

 両市場とも2日~5日は休日などで休場だった。ドバイ市場は、一時2日の終値比で2.4%高となった後に約2%安となるなど乱高下した後、同1.18%高で取引を終えた。アブダビ市場は同3.89%高だった。

 前週のドバイ首長国の政府系持ち株会社、ドバイ・ワールド(Dubai World)の債務返済をめぐるいわゆる「ドバイショック」を受け、ドバイ市場では主要株式指数が2営業日連続で12.5%下落、アブダビ市場でも11.6%と大幅安を記録していた。(c)AFP/Ali Khalil