米空軍の給油機めぐりエアバスとボーイングがしのぎ
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【12月4日 AFP】 欧州航空機大手エアバス(Airbus)は3日、スペイン沖でF/A18攻撃機に給油するエアバスA330空中給油機の写真を公開した。
エアバスの親会社であるEADSと米防衛大手ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)は、米空軍の次期空中輸送機の受注をめぐり、米航空大手ボーイング(Boeing)と競合している。KC-135空中給油機に代わる機体の選定は2008年2月に始まり、1度はグラマンとEADSの企業連合が契約を勝ち取ったが、ボーイング側が不服申し立てをし、再入札することが決まっている。
グラマンとEADSは1日、米国防総省の見積書はボーイングのコストの安さにばかり注目し、技術的な側面をないがしろにしているとして、同省に書簡を送り、入札から撤退する可能性を示唆、圧力をかけた。同省は、来年1月をめどに提案依頼書の最終版を出す方針。(c)AFP
エアバスの親会社であるEADSと米防衛大手ノースロップ・グラマン(Northrop Grumman)は、米空軍の次期空中輸送機の受注をめぐり、米航空大手ボーイング(Boeing)と競合している。KC-135空中給油機に代わる機体の選定は2008年2月に始まり、1度はグラマンとEADSの企業連合が契約を勝ち取ったが、ボーイング側が不服申し立てをし、再入札することが決まっている。
グラマンとEADSは1日、米国防総省の見積書はボーイングのコストの安さにばかり注目し、技術的な側面をないがしろにしているとして、同省に書簡を送り、入札から撤退する可能性を示唆、圧力をかけた。同省は、来年1月をめどに提案依頼書の最終版を出す方針。(c)AFP