「返済延期は慎重に計画されたもの」、ドバイ最高財務委員会
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【11月27日 AFP】アラブ首長国連邦ドバイ(Dubai)の政府系持ち株会社、ドバイワールド(Dubai World)が債務の返済延期を求めると発表したことについて、ドバイの最高財務委員会(Supreme Fiscal Committee)は26日、返済延期は「市場の反応も考慮して慎重に計画されたもの」だとする声明を発表した。
この声明で同委員会のアハメド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム(Ahmed bin Saeed al-Maktoum)会長は、「ドバイ政府は市場と債権者の不安をよく理解して、同社のリストラの陣頭指揮をとっている」としつつ、「債務の負担に対処するため断固たる行動が必要となったことから介入を決めた」としている。
投資情報会社スタンダード&プアーズ(Standard and Poor's)は債務返済の支払停止をデフォルト(債務不履行)と位置づけており、ドバイの発表を受けて同日の欧州株式市場は大幅に値を下げた。(c)AFP/Ali Khalil
この声明で同委員会のアハメド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム(Ahmed bin Saeed al-Maktoum)会長は、「ドバイ政府は市場と債権者の不安をよく理解して、同社のリストラの陣頭指揮をとっている」としつつ、「債務の負担に対処するため断固たる行動が必要となったことから介入を決めた」としている。
投資情報会社スタンダード&プアーズ(Standard and Poor's)は債務返済の支払停止をデフォルト(債務不履行)と位置づけており、ドバイの発表を受けて同日の欧州株式市場は大幅に値を下げた。(c)AFP/Ali Khalil