米商業金融大手CITグループが経営破たん
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【11月2日 AFP】米商業金融大手CITグループ(CIT Group)は1日、連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用を申請したと発表した。債権者の同意を取り付けるいわゆる「事前調整型破たん」の形をとっており、100億ドル(約8960億円)の債務圧縮を目指す。
CITグループは、前年12月に米政府から23億3000万ドル(約2090億円)の公的資金を受けた。今年7月には追加支援を米政府に拒否されたものの、主な債権者から融資を受けてなんとか破たんを免れていたが、その後も経営状況は改善されず、前月28日に45億ドル(約4000億円)の緊急融資を受けていた。
総資産は710億ドル(約6兆3700億円)で、負債総額は649億ドル(約5兆8200億円)。今年破たんした米金融機関としては最大の規模になる。(c)AFP
CITグループは、前年12月に米政府から23億3000万ドル(約2090億円)の公的資金を受けた。今年7月には追加支援を米政府に拒否されたものの、主な債権者から融資を受けてなんとか破たんを免れていたが、その後も経営状況は改善されず、前月28日に45億ドル(約4000億円)の緊急融資を受けていた。
総資産は710億ドル(約6兆3700億円)で、負債総額は649億ドル(約5兆8200億円)。今年破たんした米金融機関としては最大の規模になる。(c)AFP