【10月29日 AFP】米商務省が29日発表した2009年第3四半期(7~9月期)の実質国内総生産(GDP、速報値)は、年率換算で前期比3.5%増となり、1年ぶりのプラス成長となった。米国はこれで長期にわたって続いていた景気後退から脱したことになる。

 前期比3.5%増という数字は、市場予測平均の3.2%を上回るものであり、サブプライムローンに端を発する金融危機で世界経済が大打撃を受けた07年第3四半期以来、もっとも大きな成長幅となった。(c)AFP