【10月27日 AFP】福井県の眼鏡メーカー、増永眼鏡(Masunaga Optical Manufacturing)は27日、目を酷使するビデオゲームマニアや読書好き向けのハイテク眼鏡「Wink Glasses(ウインクグラス)」を発表した。小売り価格は4万円。

「Wink Glasses」は、内蔵センサーが5秒以上まばたきがないと感知すると、レンズ前の透明液晶シートが徐々に曇りだし、使用者の視界を遮断する仕組み。まばたきをすれば、センサーが目の動きを感知して、シートは透明な状態に戻る。長時間のパソコン作業などで目が乾燥して起こるドライアイの解決策となりそうだ。

 増永眼鏡は2008年、米大統領選の共和党副大統領候補、サラ・ペイリン(Sarah Palin)前アラスカ(Alaska)州知事が同社の眼鏡を着用していたことから一躍世界に名を知られ、売上を大幅に増やした。(c)AFP

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