NYダウ、1万ドルの大台回復 インテルなどの好決算で
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【10月15日 AFP】14日の米株式市場は、米半導体大手インテル(Intel)や銀行大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)などが予想を上回る決算を発表したことなどを背景に大幅に反発。ダウ工業株30種平均(Dow Jones Industrial Average)が前日比1.47%高の1万15.86ドルとなり、1年ぶりに1万ドルの大台を突破した。
米市場は、前年の米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)破たんに端を発する経済危機を乗り切ったようにも見える。一方で、依然として最高値(2007年10月の1万4164.53ドル)からはほど遠く、景気回復の持続性について不透明感が強いことを示しているとの見方も出されている。
一方、ダウが最も広く注目されている株価指数ではあるものの、一部のアナリストは、幅広い銘柄で構成するスタンダード&プアーズ(S&P)500種株価指数などの方が、より経済全体を反映していると指摘する。14日のS&Pも、07年に記録した最高値から約30%減の水準にとどまっている。(c)AFP/Germain Moyon
米市場は、前年の米証券大手リーマン・ブラザーズ(Lehman Brothers)破たんに端を発する経済危機を乗り切ったようにも見える。一方で、依然として最高値(2007年10月の1万4164.53ドル)からはほど遠く、景気回復の持続性について不透明感が強いことを示しているとの見方も出されている。
一方、ダウが最も広く注目されている株価指数ではあるものの、一部のアナリストは、幅広い銘柄で構成するスタンダード&プアーズ(S&P)500種株価指数などの方が、より経済全体を反映していると指摘する。14日のS&Pも、07年に記録した最高値から約30%減の水準にとどまっている。(c)AFP/Germain Moyon