【10月6日 AFP】トヨタ自動車(Toyota Motor)は6日、東京モーターショー(Tokyo Motor Show)に出展する小型スポーツカー「FT-86 Concept(コンセプト)」や、超小型の電気自動車「FT-EV II」などを披露した。

 FT-86は、トヨタが80年代に製造したカローラ(Corolla)AE86を連想させる名前を採用。後輪駆動で富士重工業(Fuji Heavy Industries)が開発した排気量2000ccの水平対向エンジンを搭載した。レースカーのような運転感覚を持ちながら、環境に対する負荷も低い。

 超小型電気自動車のコンセプトカー「FT-EV II」は、超小型車「iQ」をベースにしており、最高速度は時速100キロ以上で4人乗り。全長3メートル以下で、リチウムイオン電池で駆動する。車のルーフ(屋根)にはソーラーパネルがついている。

 また、トヨタは2012年までに米国で電気自動車の販売開始を目指すと発表した。

 東京モーターショーは24日から11月4日までの日程で開催される。(c)AFP