【10月5日 AFP】国際通貨基金(International Monetary FundIMF)は4日、鳩山由紀夫(Yukio Hatoyama)政権が進める補正予算見直しについて、社会支出の増加により民需が刺激されるとして、歓迎する意向を表明した。

 IMFのアヌープ・シン(Anoop Singh)アジア太平洋局長は、IMFと世界銀行(World Bank)の総会を前にトルコ・イスタンブール(Istanbul)で会見し、「日本政府の公的部門における効率性を高める取り組みを歓迎する。社会支出の改革が進むほか、内需も刺激されるだろう」と述べた。

 一方で、補正予算見直しの経済的影響を評価するのは「時期尚早」だとも指摘した。(c)AFP