【10月3日 AFP】インドは1972年以来最悪の干ばつに見舞われ、コメ、サトウキビ、ラッカセイなどの生産に深刻な影響が出ている。

 同国気象当局が前月30日に明らかにしたところによると、今年はモンスーンによる雨期(6~9月)の降水量が平年を23%下回っている。水力発電や冬季のかんがいに不可欠な貯水池に注ぐ流れは途絶えている。

 作柄の悪化で砂糖など基本的な食料の価格は跳ね上がり、今年の経済成長への悪影響も懸念されている。(c)AFP/Rupam Jain Nair