【10月3日 AFP】米労働省が2日発表した9月の雇用統計(季節調整済み)によると、失業率は9.8%と8月より0.1ポイント上昇した。過去数か月は改善が続いていたが、9月は26年ぶりの高水準となった。

 非農業部門の就業者数は前月比26万3000人減で、前月より減少幅が拡大した。

 ザックス・インベストメント・リサーチ(Zacks Investment Research)のディルク・ファン・ダイク(Dirk Van Dijk)氏は、「定義に従って技術的に判断すれば景気後退局面を脱したといえるが、雇用状況の回復には時間がかかるだろう」と指摘した。(c)AFP/Rob Lever