中国製タイヤに上乗せ関税、最大35%
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【9月12日 AFP】バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領は11日、中国製タイヤの輸入急増に対する緊急輸入制限措置(セーフガード)として、向こう3年間上乗せ関税を課す方針を発表した。
ホワイトハウスの声明によると、対象となるのは乗用車用と小型トラック用の中国製タイヤで、現行の関税率4%に、1年目は35%、2年目は30%、3年目は25%を上乗せする。
米国際貿易委員会(US International Trade Commission、USITC)は、中国製タイヤの輸入が2004年比3倍に増え、工場閉鎖や5100人の失職を強いられたとする全米鉄鋼労働組合(United Steelworkers Union、USW)の申し立てを受け、最大55%の上乗せ関税を提案していたが、オバマ大統領が中国側に配慮するかたちとなった。
24~25日に米ピッツバーグ(Pittsburgh)で行われる主要20か国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)には中国の胡錦涛(Hu Jintao)国家主席も出席する。(c)AFP
ホワイトハウスの声明によると、対象となるのは乗用車用と小型トラック用の中国製タイヤで、現行の関税率4%に、1年目は35%、2年目は30%、3年目は25%を上乗せする。
米国際貿易委員会(US International Trade Commission、USITC)は、中国製タイヤの輸入が2004年比3倍に増え、工場閉鎖や5100人の失職を強いられたとする全米鉄鋼労働組合(United Steelworkers Union、USW)の申し立てを受け、最大55%の上乗せ関税を提案していたが、オバマ大統領が中国側に配慮するかたちとなった。
24~25日に米ピッツバーグ(Pittsburgh)で行われる主要20か国・地域(G20)金融サミット(首脳会合)には中国の胡錦涛(Hu Jintao)国家主席も出席する。(c)AFP