【9月11日 AFP】日本航空(Japan AirlinesJAL)が、世界最大の米デルタ航空(Delta Air Lines)と資本・業務提携および数百億円規模の出資受け入れ交渉に入ったことが分かった。NHKなどが11日、報じた。交渉が成立すれば、デルタは日航の筆頭株主となる。

 経営難が続く日航としては、資本支援に加え、デルタとの共同運航で国際線の競争力を強化したい考えだ。

 AFPの取材に対し、日航広報は「デルタなど他の航空各社との資本提携を含め、最善の提携先を多角的に検討している」と話し、資本提携を検討している事実を認めた。その一方で、詳細については「現段階では、何も確定していない」と述べるにとどめた。(c)AFP