【8月21日 AFP】米政府は20日、7月に導入したばかりの低燃費車の新車購入支援制度(Car Allowance Rebate SystemCARS)を、24日に終了すると発表した。

 この制度は、中古車を下取りに出してより燃費の良い新車を購入すると、最大4500ドル(約70万円)の助成が受けられるというもの。低迷する米自動車業界を支援し、環境にも優しい制度として開始されたが、予想以上の申し込みが殺到。当初の10億ドル(約940億円)の予算に加え、急遽20億ドル(約1880億円)の追加予算を投入したが、これも底をつく恐れが強まり、開始から1か月も経たずに終了することとなった。(c)AFP