「世界経済の回復はすでに始まっている」、IMF高官が指摘
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【8月19日 AFP】国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)のチーフエコノミスト、オリビエ・ブランシャール(Olivier Blanchard)氏は19日発表の論文の中で、「世界経済の回復はすでに始まっている」とした上で、「これを持続するためには、各国経済の均衡、特に米国とアジアの経済均衡を、国内的にも国際的にも図りなおす行動が必要となる」とする見解を示した。IMFが18日、事前公開した。
ブランシャール氏は、政府支出から民間支出への転換、国際貿易の不均衡是正という2つの動きが、世界経済の回復を持続する作用をもつはずだと指摘。さらに、国際貿易の不均衡是正については、「米国は輸出、そのほかの地域、特にアジアは輸入に力を入れる必要がある」と強調した。(c)AFP/Veronica Smith
ブランシャール氏は、政府支出から民間支出への転換、国際貿易の不均衡是正という2つの動きが、世界経済の回復を持続する作用をもつはずだと指摘。さらに、国際貿易の不均衡是正については、「米国は輸出、そのほかの地域、特にアジアは輸入に力を入れる必要がある」と強調した。(c)AFP/Veronica Smith