ガイトナー米財務長官、準備通貨としての「強いドル」を強調
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【7月13日 AFP】ティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)米財務長官は12日、米CNNテレビのインタビューで、中国やロシア、フランスなどからの批判はあるものの、米ドルが準備通貨としての力を失いつつあるとは思っていないと語った。
ガイトナー長官は「強いドルは米国の国益にかなっている。われわれが国際社会に、そして当然米国民に対して果たすべき責任は、現在の経済や金融システムに対する信頼を維持できる諸政策を確実に導入することだ」と述べた。
フランスのニコラ・サルコジ(Nicholas Sarkozy)大統領は9日、「多極化した世界は多極化した通貨の世界でなければいけない」と述べ、ほかの通貨に対する米ドルの優位性に批判的な姿勢を示した。欧州諸国の指導者で米ドル支配に批判的な見解を示したのはサルコジ大統領が初めて。
フランスに先立ち、中国とロシアは、国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)が貨幣と同様に扱っている「特別引出権(Special Drawing Rights、SDR)」を参考に、新たな国際準備通貨の導入を求めている。(c)AFP
ガイトナー長官は「強いドルは米国の国益にかなっている。われわれが国際社会に、そして当然米国民に対して果たすべき責任は、現在の経済や金融システムに対する信頼を維持できる諸政策を確実に導入することだ」と述べた。
フランスのニコラ・サルコジ(Nicholas Sarkozy)大統領は9日、「多極化した世界は多極化した通貨の世界でなければいけない」と述べ、ほかの通貨に対する米ドルの優位性に批判的な姿勢を示した。欧州諸国の指導者で米ドル支配に批判的な見解を示したのはサルコジ大統領が初めて。
フランスに先立ち、中国とロシアは、国際通貨基金(International Monetary Fund、IMF)が貨幣と同様に扱っている「特別引出権(Special Drawing Rights、SDR)」を参考に、新たな国際準備通貨の導入を求めている。(c)AFP