5月の完全失業率、5.2%に悪化 03年9月ぶりの水準
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【6月30日 AFP】総務省が30日発表した5月の完全失業率(季節調整値)は、過去最悪の不況に伴う企業の人削削減の影響で、前月比0.2ポイント悪化の5.2%となった。これは2003年9月ぶりの高水準で、同年4月に記録した戦後最悪の5.5%に近づいている。市場予測は、5.1%だった。
完全失業者数は、前年同月比77万人(28.5%)増の347万人だった。
多くの日本企業、特に輸出企業は、世界的な景気後退による需要の落ち込みを受け、人員削減や生産調整を加速させている。(c)AFP
完全失業者数は、前年同月比77万人(28.5%)増の347万人だった。
多くの日本企業、特に輸出企業は、世界的な景気後退による需要の落ち込みを受け、人員削減や生産調整を加速させている。(c)AFP