三菱自動車、初のゼロエミッション車「i-MiEV」を発表
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【6月5日 AFP】三菱自動車(Mitsubishi Motors)は5日、新世代電気自動車「i-MiEV(アイ・ミーブ)」を発表した。同社初の電気自動車で、急成長するエコカー市場への参入を目指す。
「i-MiEV」は4人乗りの小型車で、走行時にCO2を全く排出しない「ゼロエミッション車」だ。フル充電時の走行距離は160キロメートル。静かな走りと力強い加速の双方を実現した。
燃費はガソリン車の約3分の1で、電気代の割引時間内に充電すれば、さらにコストを抑えられる。
燃費効率の大幅な改善は、回生ブレーキ機能により、モーターが発電機の役割を果たし、回収した電気を駆動用バッテリーに充電するパワーユニットにより可能となった。
充電の所要時間は、家庭の一般用コンセント(AC200V)からの普通充電の場合、7時間程度。現在、三菱自動車と電力会社が提携して開発を進めている急速充電器を使えば、短時間での充電が可能となるという。
希望小売価格は460万円だが、三菱自動車の益子修(Osamu Masuko)社長は、将来的には200万円程度に抑えたいと話した。
「i-MiEV」の2010年3月末までの販売目標は、法人や自治体を中心に国内で1400台、海外で250台としている。
個人向け販売は、2010年4月からの予定で、国内で5000台、海外で1000台の売り上げを見込む。
益子社長は、2011年には販売台数1万5000を達成したいと抱負を語る。「i-MiEV」の生産台数が3万台に乗れば、損益分岐点を越えるという。(c)AFP
「i-MiEV」は4人乗りの小型車で、走行時にCO2を全く排出しない「ゼロエミッション車」だ。フル充電時の走行距離は160キロメートル。静かな走りと力強い加速の双方を実現した。
燃費はガソリン車の約3分の1で、電気代の割引時間内に充電すれば、さらにコストを抑えられる。
燃費効率の大幅な改善は、回生ブレーキ機能により、モーターが発電機の役割を果たし、回収した電気を駆動用バッテリーに充電するパワーユニットにより可能となった。
充電の所要時間は、家庭の一般用コンセント(AC200V)からの普通充電の場合、7時間程度。現在、三菱自動車と電力会社が提携して開発を進めている急速充電器を使えば、短時間での充電が可能となるという。
希望小売価格は460万円だが、三菱自動車の益子修(Osamu Masuko)社長は、将来的には200万円程度に抑えたいと話した。
「i-MiEV」の2010年3月末までの販売目標は、法人や自治体を中心に国内で1400台、海外で250台としている。
個人向け販売は、2010年4月からの予定で、国内で5000台、海外で1000台の売り上げを見込む。
益子社長は、2011年には販売台数1万5000を達成したいと抱負を語る。「i-MiEV」の生産台数が3万台に乗れば、損益分岐点を越えるという。(c)AFP